Book Summary ~読んだ本 まとめ~

読書が好きなので、読んだ本の感想、簡単な内容をまとめてみました。

宇津木式スキンケア時点

 
自粛期間中に、肌断食を始めてみたので、こちらの本を読んでみました。
肌断食の知識を得ることと、継続するモチベーションにつながると思います。
 
化粧品をやめることの効用
1.肌が乾燥しにくくなる
2.肌がふっくらしてくる
3.キメが細かく整う
4.テカらなくなる
5.くすみやシミが薄くなる
6.肌が白くなる
7.色むらがなくなる
8.赤ら顔がなおる
9.毛穴が目立たなくなる
10.   小じわが目立たなくなる
11.   目の下のクマが薄くなる
12.   ニキビが減ったり、人によってはできなくなる
 
肌にはみずから潤う天然の保湿力がそなわっている。その保湿力はどれほど高価なクリームでも太刀打ちできないすぐれたものである。
この天然の保湿力を最大限守るために、基礎化粧品によるケアをすべて断つのが宇津木式スキンケア法。原則的には水で洗うだけ。よけいなことはいっさいしない。
 
宇津木式スキンケアの具体的な方法
1.化粧水、美容液、乳液、クリームなどの基礎化粧品はいっさいつけない
2.朝晩ともに、顔は「ぬるま水」だけで洗う
3.クレンジングはいつ、いかなる場合も使わない
4.ファンデーションはつけません。どうしてもつけたいならパウダータイプに。それもできるだけ早くやめる
5.特別の日には、リキッドやクリームのファンデーションをつけてもかまわないが、クレンジングは使わず、純せっけんで泡洗顔する
6.肌の乾燥が気になるときのみ、ごく少量のワセリンを押しづける
7.アイメークや口紅などのポイントメークはしてかまわない
 
 
皮膚は角層といわれる組織に包まれ、守られている。角層は角質細胞という死んだ細胞が重なりあった組織で、厚みは0.02mmほどしかない。
その角層は、角質細胞が10層ほど重なり合い、その隙間を細胞間脂質という脂性の物質が満たすことで、丈夫でしなかやかな「膜(自家保湿因子)」となって、皮膚の表面をラップのようにおおい、肌を守るバリアとして働いている。角層というごく薄い膜が、肌を包んで守る「保湿膜」として機能している
 
化粧水を肌につけると、その水が蒸発するときに、この膜がこわされる。肌についた水は短時間のうちにかならず蒸発する。
 
クリームは、水も油も溶かす界面活性剤であり、角層のバリアを強力に破壊する。
 
有効成分なるものは、防腐剤や油とともに、シミ、くすみの原因になる
ー皮膚には、赤い部分は、茶色くなるという法則がある。
ー毛穴などに炎症を起こして赤くなる症状をくりかえすうちに慢性化すると、メラニンが増えて、茶色くなる(色素沈着)
 
皮膚の細胞は、表皮の一番下の基底層で生まれ、約28日かけて成熟しながら表面まであがってきて、最後は垢となって剥がれおちる
ー古い細胞がくっついたまま居座り続けると、角層が厚く、ゴワゴワして肌の透明感が失われる、表皮としては、新しい細胞がつくられないので薄くなり、表皮下の色や、色素沈着、毛細血管などが透けてみえ、色むらがひどくなる。
ーキメが粗くなったり、キメの凹凸がなくなって、テカりの強い肌になる
 
ホホバオイルなどの天然のオイルには、界面活性剤が入っていないが、長年使い続けると肌が黒ずむ「オイル焼け」の心配がある。
ーオイルは時間がたてば酸化し、有害な過酸化脂質に変わる。 
ー薄い皮膚からは、オイルで増えたメラニンとともに、中の表情筋や血管も透けるために、肌が黒ずんでみえる←オイル焼け
 
1日5~10分は日の光をしっかり浴びる
ービタミンDは骨をつくる大切な栄養素
骨粗しょう症は、顔を骨ごと縮ませる
ー連続15分以下なら、日焼け止めはつけない方がよい
 日焼け止めで、肌のバリア機能をこわしてしまう
 
クレンジングは美肌の最大の敵
ー肌の保湿成分を徹底的にこすりおとすことで、バリア機能を著しく低下させる
ークレンジングの強力な洗浄力は、大量の界面活性剤によるもの
ー肌に残ったファンデは、垢と一緒に落ちる
 
表情筋を鍛えれば鍛えるほど、しわもたるみも悪化する
 
毛穴が開いてくるのは、ひとつにはこすりすぎ
ー肌をこすると、突出した先端が削れて傷ついてしまう。いちごの種のような角柱ができ、またこすると角柱がさらに大きく露出し、どんどん毛穴が大きくなる
 
洗いすぎも毛穴を開かせる
ー洗浄力の強いクレンジングやせっけんで洗うと、皮膚はうばわれた分を補おうと、さかんに皮脂を分泌するようになり、皮脂腺を発達させる
皮脂膜には、ほとんど保湿力がない
 
ー肌が乾燥していると、角層が固くなり、毛穴をふさいでしまう。その状態で皮脂が過剰に分泌されると、皮脂が毛穴にたまり、炎症を起こす。それがニキビである。
初期段階「白ニキビ」「黒ニキビ」➡酸化して腐敗し、炎症が悪化すると「赤ニキビ」
赤ニキビは、次々に分泌される皮脂がさらに毛穴にたまって大きくなり、皮膚が盛り上がり、痛みを感じるようになる
 
 
 
日焼け止めはなるべく使わない
スタート時の粉吹きはワセリンでしのぐ
「角栓」とニキビは忍の一字で耐える
 
シャンプー、トリートメントをやめると、さらに効果的
ー髪も34度以下の「ぬるま水」で洗うのが理想
首のしわは正しい姿勢で防ぐ
せっけんをやめるのが、いちばんのボディケア